牛丼値上げに見えるもの

2014.12.10 Wednesday 07:41
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    ここ2年で、一体どれだけの円安になったのだろうか、調べてみた。
    平成24年12月10日、円相場は約77円でした。
    そして昨日の円相場は120円・・・
    2年の間に、1ドルあたり43円も上昇し、ドルが約1.6倍になった計算です。

    そういえば2年前は、海外旅行がお得ということで、日本人が海外で沢山買い物を
    して帰ってくる映像を何度もTVでみましたね。
    それが今では、日本で外国人が沢山買い物をして帰っている映像を見ます。

    たった2年でこれだけ情勢がかわりました。
    これを予測して切り替えた会社、もしくは輸出や外国人相手の商売をしている会社は
    利益を順調に伸ばしています。
    一方、海外でものを作らせるように調整をした会社、輸入がベースの会社は、現在
    窮地に立っているといってもいい状況です。

    本日のニュースで、「吉野家が値上げ」という内容がありました。
    牛丼並が300円から380円に値上げします。
    吉野家はアメリカ産牛肉にこだわり、昔も牛肉の輸入制限のときに牛丼専門店なのに
    牛丼ではなく豚丼を売っていたことがありましたが、今回も2011−2012年の
    アメリカでの大干ばつによる牛の飼料への影響もあり、日本への輸出量が減った為
    輸入価格が値上がりした上、円安も影響があるようです。

    しかし他の、すき屋、松屋は今のところ据え置き・・・

    これはビジネスにもいえることかもしれません。すき屋、松屋は行った人ならわかる
    と思いますが、牛丼以外にも沢山の商品があります。
    また、松屋に至っては、以前から普通の安い牛丼と、プレミアム牛丼で差をつけています。
    ちょっとした工夫もそうですが、専門店といういい面と悪い面がとてもあらわれたニュースだなぁと思いました。

    ところで話を戻しますが、弊社のお客様でも同じ現象が沢山起こっています。
    2年前は全然ダメだった大手会社の下請けをしていた会社では、今、まさかの売上増です。
    逆に円高では強かった会社さんでは、原価の1.5倍以上の上昇を価格に転嫁する為の策に
    追われて大変です。

    海外のいいものを日本で安く! という方針だけでは厳しいのです。

    といっても、長年築き上げてきた会社の運営を急に切り替えることは大変な労力と時間が
    かかることであり、口でいうほど簡単ではないものです。
    どうすれば利益を得られるのか? 円安で儲かっている会社もそれがいつまでも続くかわかりません。
    円安が今ピークで100円近くまでも戻ったとしたら・・・

    吉野家は、黙っていて最後に「赤字になりました」という路線ではなく、会社としての存続をかけ
    他社の値上げがないのにも関わらず、値上げを発表しました。
    色々な意見はあるかと思いますが、利益を上げていく会社として大事な決断だったのかと思います。


     
    category:日記 | by:ミーズcomments(0) | -
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